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-----Breeding caudopunctatus----------------------------



■繁殖時の状況

産卵形態基質産卵(シェルブルーダー)
水槽60cmレギュラー
水温25℃
水質PH8.5前後、KH・GH不明
同居魚カウドプンクタータス単独
産卵床巻貝(サザエ)
水換え週に2度、1/4ずつ



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■産卵、孵化

カウドプンクタータスを家に連れてきてから、何度もペアらしい気配ができていて産卵しそうな雰囲気はあったんですが、なかなか産卵まではいきませんでした。今から考えると60cmレギュラー水槽でのゴチャマゼ混泳水槽だったからかもしれません。カウド プンクを3匹単独で飼育し始めると、意外とすぐに産卵してくれました。やはり単独種複数飼育が一番良いのかもしれません。

カウドプンクは岩場の隙間などを好むケイブブルーダーですが、適した産卵床が見つからない場合は貝の中に産卵することもある種類です。うちの場合もカウドプンクタータスの縄張りとしてサザエの殻を水槽に入れていますが、3回とも貝の中に産卵していました。巻貝の奥の方に産み付けるため、卵の大きさや稚魚が孵化するまでの期間、ヨークサックが取れるまでの期間がどれほどかは分かりません。しかしメスが巻貝の上でじっとし、オスがその貝の周りを常に警戒しテリトリーを守っているので、孵化までは簡単にいくだろうと思います。孵化しヨークサックが取れた後、稚魚がワラワラと巻貝から出てきて微笑ましい場面を見ることができます。稚魚が貝から遠く離れてしまった場合は、親魚は口の中に稚魚を含み巻貝の中に戻す(吐き落とす)行動も見られるかと思います。しかし、稚魚が泳ぎだしてから一週間程経過すると、稚魚が遠くへ行っても親魚は全く関心を示さなくなるので、セパレーターで同居魚から守る方が良いかもしれません。

産卵の周期ですが、1回目が4月1日、2回目が4月30日、3回目が5月29日ということで、約一ヶ月おきに産卵しちゃうみたいです(>_<)稚魚の数も1回目が25匹程度だったのが3回目にもなると100匹ほど孵化しますので、産卵を始めると覚悟が必要かもしれませんね!


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■注意点

カウドプンクタータスは捕食抑制がかかり、同居魚やそれ以外の何らかのストレスがある場合以外は、基本的に稚魚を食べるようなことはありません。

しかし、次の産卵を控え始めると親魚は稚魚を放ったままになります。そしていざ2度目の稚魚たちを巻貝の中に産むと、先に産まれた稚魚を追い払う行動が見られるようになります。貝の中の卵を守ることに必死になり、先に産んだ稚魚は早くも敵になるのでしょうか(???)2度目以降の産卵では、これらの行動から卵を産みつけたことがすぐに分かりました。

黒色の横縞のストライプ(婚姻色かと思われる)を出してフィフスプレッディングをし始め、巻貝を頻繁に出入りするようになれば、先に産まれた稚魚と親は隔離することをお薦めします。

新しい発見があり次第、更新いたします。


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